建国54年目。
ありえない速さで経済発展、世界の先進産業国に。
国土は東京23区くらいと極めて小さく、人口は564万。
偉大なリー・クワンユー元首相がこの功績の主導者。
一番気になるのは、
資源のないこの国がどう成長したのか。
主要産業は、
製造業、サービス、情報、金融。そして観光。
簡単にいうと、
海外の製造業などの誘致と、金融投資策に成功。
世界経済のハブになったこと。
だけど、もう少し噛み砕くと。。
シンガポール発展の4ステップ
■ステップ1
雇用を増やすために、輸入ではなく自国製造に切り替え。
海外の製造業の工場をシンガポールに徹底誘致し、その労働力に。
■ステップ2
その生産、今度は輸出へ切り替え。
世界の企業を集め続けつつ、低コストを武器にして
世界の生産加工センターへ。ここで金融サービスものびる。
■ステップ3
ここまで来ると労働力が不足、安価なアジア周辺労働力も台頭。
そこで、産業構造を高度化したり、
金融、IT、ソフトウェアなどで国際的な企業を誘致し、
有能な人材を集める。
また、教育で人的資源を開発。
治安を良くすることも、有能人材集めるためとか。
■ステップ4
さらに、製造業からサービス産業へシフト。
医療、IT、テクノロジーやサイエンスなど
知的集約産業に多額の投資を。
ここならではの立地のよさを活用し、
空港や港を世界のハブとして機能させられることは大きい。
空港の広さ、使いやすさは相当だ。
うーむ。
こうして書くと。。。
一般的に、国の経済発展は
製造業があると雇用が増え、ぐんと進むといわれるが、
しっかりとその過程が入ってるな、とか。。
そもそも地道なとこから歩んでるんだな、とか。。
国が大きなビジョンとプランを持って、
経済全体を動かしているんだな、とか。。
エリートが集まる街に仕立てていってるんだな、とか。。
金融はもう少し勉強しなきゃな、とか(個人的に・・笑)
経済、やっぱおもしろい。
ダイナミックで、見えやすいなあ。。