トロントから首都のオタワへ行き、
その後、その隣のケベック州モントリオールへ。
ここのメイン言語はフランス語。
フランス系カナダ人が多い。
建物もヨーロピアン調で、トロントとは全然雰囲気が異なる。
日本人向け旅行会社で働くキベさんにインタビュー。
来たきっかけはワーホリ。
ここの水がものすごくあっているようで、
イキイキと働かれている姿がとっても素敵!
貴重で役立ちそうなお話をたくさん伺うことができた。
カナダの女性の働きやすさや特徴
■女性が働きやすい
・子どもを産んでも、子育てや家庭をどうしようとか悩まない
特にケベックの女性はほとんど働き続けてる
・保育所が多くて比較的安価、生後3ヵ月からも預けられる
・旦那の協力を得られる
■子ども中心の社会
・産休中も政府からお金が出る
・産後も復帰できる社会システム
・子どもが第一優先。会社や街、周りが子どもに寛容。
■結婚しても名前がそのままで変わらない
・女性も働きやすいシステムに
・ただ、離婚も多い(基本、欧米は多い)
・離婚になった場合に備え、子育て分担を前もってしっかりしておく
決まりになっている。
(離婚が多いのはどうかな・・とも言われていたが、
自分が幸せでないと人を幸せにできないし、人の心は成長するものだから
仕方ががないと思う。そのほうが健全なのではないかと・・・。
それよりは、子どもを産むハードルが下げることのほうが
よっぽど重要なのでは、と。)
■医療は無料だが、みてもらうための時間かかるのが課題
・日本はすぐみてもらえるのがよい
・女性の医者は多い
■移民を力にする
・もちろん他国同様に大変そうだが、大きな問題は聞かない。
欧州さえ手こずっているなかで、カナダはとても政策がスマートで
すばらしい。
・むしろ、「移民を力に」と謳っている国で、
ダイバーシティはものすごく寛容。
■高齢者の福祉施設が多い
・両親とは別に暮らすのが当たり前
(日本のお手本になりやすそう)
女性としては、子どもを産んでも
自由が消えないのがものすごくうらやましい。
また、海外はどこでもですが、子どもは宝のような扱い。
ケベック州のよさ
ケベック州に住む人たちは、周りのイギリス系の圧力など、
多くの苦労を経験していることもあるのだろう。
より住みやすい社会、ダイバーシティ政策や制度を
つくる努力をしていると感じた。
素敵なのが、ケベック州が目指し掲げる
公の言葉「生きる喜び」。
ラテン系ということもあるのだろう、
「人生は楽しむためにある」と、
みんな、毎日を楽しく生きているようだ。
また、社会制度はこの地域だけという独自のものも多く、
地域色も独特。
こんな地域があるんだ!ありなんだ!
寒さをのぞいたら笑、ほんとにいい社会だな。。^ ^