エジプトでの涙の電車移動・・(エジプト2/3)

エジプトでの涙の電車移動・・(エジプト2/3)

大変だった長距離列車。


いきなり荷物運ぶ鉄道会社の係ですって人がくる。
いつもの、勝手にやってお金要求されるやつだと思い、
お金ないから辞めてと強く断るも、
違う違う、係だからとかいって強引に持っていかれ、
結局お金を要求される。


時間通りの列車が来て停車。
乗車するが指定席がわからず右往左往。
人によって言うこと全然違うから、
3回くらい車両を前後。
しかし、結構まともそうな人が
違う列車だよ、ということで下車。




しかし、いや、この列車だよと
また別の人にいわれ、乗り遅れるのだけは
いやだったので、出発しかけた
動いてる列車にスーツケースかかえて飛び乗る。

側の乗客たちが支えて助けてくれる。
テレビでよく見る海外の危険な乗り方を体験。。(^◇^;)





で、席のない車両をまたうろついてたら
違う電車と教えてくれたまともな人が。
だから違う電車といったじゃん、といいつつも、
近くの乗客に話して席を譲ってくれる。
申し訳ないが、座らないのも申し訳ない状況になり、座る。



そのまともな人、聞いたらエジプシャン。
わたしのわかりにくい英語のせいで、
ごめんね、とか、ここの電車のシステムは
ないようなものだから、
自分の好きなようにすれば大丈夫だよ、とか、
車内が汚くてごめんね、とか。

何が正しいかよくわからない切符。エジプシャンいわく「自由だよ」とか・・汗




頭上の荷物置き場で寝てる人を発見し、
めちゃ驚いていると、日本と違うよね、
と周りのエジプシャンたちと笑ったり。

しかし、日本人みたいなエジプシャンもいるんだ、と。


電車の頭上の荷物置き場で寝る人


その人が車両から降り、別の優しい人が
ケータイの翻訳機使って話を試みる。


日本と全然違うよね。
見たことない風景だよね。
我々は貧しいからね。
あなたはリッチですよね。


うーん。。。

そうか。
自分たちは貧しい、か。。

そう認識し、
そう見られているのか。。



到着したアスワンの街。ドキドキしながら歩く。



この国の人たちが
我々にお金を要求するのも無理ないし、
やはり、全体把握ができてる我々の役割は
ものすごく大きいんじゃないか。


そんなことを思った。



(エジプト3/3へつづく)



 

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