エジプトが教えてくれた大切なこと(エジプト3/3)

エジプトが教えてくれた大切なこと(エジプト3/3)


また一つ、
大きな学びを得た。


アスワンにきて、ようやく友達ができる。

私が、話しかけてくる全てのエジプシャンに怯え、
常に疑う姿勢に気づかれた。




あまりにも、なぜ?と聞くので
これまでに起きたつらい話をすると、
驚きつつも、理解をした、
申し訳なかった、と言われた。


さらには、
駅でお金を取った人の話に驚き、
「え!?その人はクレイジーで
クスリでもやってるでしょ?!」と言ったこと。
信じられなかったみたい。


また、わたしのエジプトへの印象が
芳しくないことに対して、
「そんな人はごく一部。いい人はたくさんいる。
これまでのよくない記憶を消して。
エジプトを悪く思わないでほしい」と。

美しいナイル


こんな人もいるのか。。。
たしかに、我々は悪い人たちにしか出会えて
ないんだろうなぁ。。
というか、彼がノーマルな感覚だと思うけど。。





そして、街を案内してもらう。
アスワンまでくると、さすがに客引きは少ない。
久々に安心して街を歩けた。



エジプト名物「コシャリ」。これがおいしい!



が、ひとり、
全くひかない馬車使いがいて。
わたしはいつものごとく逃げ、
申し訳ないけど、友人に対応してもらう。


最後は友人が5EGP(35円くらい)と
タバコ1本渡し、おさまる。

その時に友人に言われたこと。


「彼らは何も怖くはない。
ただ、その日に生きるお金がないだけ。
5EGPでいい。
今日は5EGPがある。
明日はないかもしれない。明後日はどうか。
ただ、それだけだ。
だから、怖くはない。」


そう言われ、考えさせられた。
確かに、理解していなかっただけなのかもしれない。


ちゃんと向き合い、話し合わないと
よくないことは、よくわかっている。
それさえも避けていた。

他国だからこその理解しづらさもある。

そして、そこまで執着するのは、
生命がかかっているからか。


そういえば、ガーナでは、
食べかけのコーンさえとられた。
今日も、もっていた朝ごはんボックスを
ねだられたので、渡した。

それだけ、逼迫しているということなのか。


ただ、特にこの国は、
そのアプローチが激しいと思うのだが、
それは、貨幣経済が世の中をギスギスさせるのと同様で、
この国には、よりたくさんのリッチな観光客が来るからこそ、
余計に激しく、おかしな現象になっているのではないか。


「格差」が、争いを産むということではないか。


しかし、その彼のレクチャーの後は、
一人で街を歩けるようになったし、
ローカルレストランにも入れた。

相変わらず、高いお金をとられたが、
見えないものが見えると世界が変わる。



エジプトはそんなひどい国じゃない、
よく思ってほしいと
体を張って教えてくれた友人には
心から感謝しているし、尊敬さえする。


そして、エジプトには、
誰もを魅了させる偉大なものがある、
という紛れも無い事実も理解できた。


少しでも、世の中全体がフラットになるといい。


教育やらの効果なんて、実はちっぽけで、
悲しいかな、
環境や経済で決まってしまうものなのだろうか。


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