超福祉国家スウェーデンのつくりかた(1/5)

超福祉国家スウェーデンのつくりかた(1/5)

ファーストインプレッション「ザ・福祉国家」


首都のストックホルムについて、度肝を抜かれた。
それは、街を少し歩いただけで「福祉国家」ということが
すぐにわかったから。


ベビーカーをひく父親。
元気に街を闊歩する、多くの老夫婦。
ハンディキャップの人たちは、車椅子で街を巡り。
とりわけ、外国人に多い太りすぎの人も少ない感じ。


地下鉄は、ベビーカーでひしめきあい。
住宅街では、父親と子どもと遊ぶ姿。


他の国の街にも降り立ったが、
ここまで目に見えてわかりやすい福祉国家は今のところない。


「何!?この絵に描いたような、理想的な風景!?」


フィンランドとはまた違った景色に、
「隣国なのに、こんなに違うの!?」と新しい好奇心が沸きまくる。
本当に来てよかったと思った。






日本人に似ている!?


ホステルの予約の手違いがあり、
交渉して返金を求めなければならない。

私にとっては英語での交渉は大仕事だし、
理解力の乏しい外国人は相手にされないんじゃないかと
びびる。
お金が戻らなくてもしょうがないと思いながらのぞむ。


しかし、意外にもわかるまで話をじっくり聞いてくれる。
その交渉もすんなりすみ、確認も何度もしてくれ、
最終的にはお金もきちんと戻ってきた。


さらに、ケータイのSIMのトラブルがあったときも、
最終的には自分の設定に問題があったのだが、
解決するために親身に対応してくれた。

なんか、この国のひとたち、優しくない!?

街ですれ違うスウェーデンの人たち。
少し前までフィリピンにいた私は、人とすれ違うときは
挨拶したり、にこりと笑う習慣に慣れていた。

外国人はそういうものなのかと思っていたが、
ここでは人と目はあっても、挨拶まではいかない。
ツンとしているわけでもなく、人見知りの感じ。
奥ゆかしさなのか。

この国の人たち、
なんだか日本人に似ているんじゃない!?


2/5に続く)


 

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