知らなかった、出稼ぎ労働者のこと(ベトナム4/5)

知らなかった、出稼ぎ労働者のこと(ベトナム4/5)

特筆すべきは、日本への出稼ぎ労働者。
ベトナム出国前の若者が通う日本語学校へ。
   
 

彼らの明るい顔に、
はじめはワーホリのような感覚か、と思ったけど。
 
いや、彼らの実情は重たいはずだ。
家族のために、必ず稼ぐというミッションがあるから。


日本は憧れの国でもあり、
文化や自然を見るのが楽しみです、
とも言ってるけど、義務感が上回るのでは、と。
ほんとは、どんな心境なのか。

   

そして今、日本で問題視されている
外国人労働者へのよくない対応。    

なかには悪徳業者もいて、
日本に労働者を派遣するものの、
給料を払わないとか、
最悪な事態もある市場だそうで。
人材ビジネス、考えさせられる。

ちなみに、日本で出稼ぎ労働するには
「技能実習生制度」で最長2年。 
日本語力は必要なし。この制度しかない。
その場合、できる業務も決められてる。
  

それでは少なすぎるということで、
4月から導入されるのが「特定技能制度」。
最大5年、日本語力必要。
業務内容や縛りが少なく、自由度が高い。


どの企業も適用できる反面、
外国人に慣れない企業の対応が気がかり。

  
 

基本、移民は認めない日本の新しい一歩。
日本人の本来持つ優しさが発揮され、
彼らにもプラスに働き、調和すればいいのだけど。。
だって、ピンチで困ってる日本を救う救世主なわけだから。


ちなみに。
世界どの国の人と話しても、
日本の労働時間の異常さや、自殺問題のことを聞かれる
それが、日本で働くということを躊躇させるよう。
うーむ。。。


思うことはたくさんだけど、
ここでまた一つ、
労働市場の実情を知ることができてよかった。


(ベトナム   へ)


 

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