そして、ついにその教育変革の実情を掴む!
さすが、シンガポール。。。
まずこの国がすごいのは、
国民には、誰しもに公平な教育を与えること。
小6までは、どの人種でも、貧富の差があっても、
基本は全員公立校へ。
ここで、人種や貧富の違いを知ることになり、
本当の意味でのダイバーシティの考え方を学ぶ。
世界のハブだけある。
そして、いまの点数主義教育では、
今後のグローバルな世界を生き抜くうえで
立ち行かないことに政府は気付いている。
教育省は、
どうしても学校格付けにこだわる親たちの
意識を取り除くことに努力。
クリエイティブ脳の育つ幼稚園教育の段階から
手を加えはじめ、クリエイティブなレッジョエミリア形式で
五感を育てるものにしたり。
国家試験、教育テストをやめる。
そして、
個人評価を他人と比較せず決めるもの。
個人能力をのばせるものにしたり。
今後、芸術方面など、
専門性の強い学校を増やす方針だったり。
毎年、教育方針を変えていて。
実験校を用意して、トライ。
来年には、大きく変わるようだ。
時代にあわせて、
必要なものに応じて、教育を変える。
むしろ、変えるべきなのは
プレッシャーを与える親のようで。
この先見性やフットワークは、この国ならではだ。
日本には追いつけけないもの。
今後、教育によって
この国はどう変化していくのか楽しみだ。
つづく。
(シンガポール 1・2・3・5 へ)