アフリカに来たときは、
お金を多く取ろうとしてくる人や、
整っていない環境や設備に、
正直、いらいらして、
生きづらさを感じてた。
でも、よくよく考えると、
それは当たり前で。
我々はそんな目で見られるに決まっている。
彼らの生きるための策だから、なおさら。
また、整ったものや環境は、
それなりにお金がかかっているから、
高価にきまっている。
逆に、我々がこちらの生活に
あわせることも不可能だ。
自分の生きる文脈にあった生活をしなくてはいけない
そして、思った。
どうしてわたしは、
こちらの生活にあわせようとしているのだろう。
自分たちの文脈は変えられない。
それに反せずに生きるべきなのでは。
そこで、
むしろ、ここでなるべくお金を使おう。
というマインドに変えた。
高価でも、我々向けのものを選び、買う。
そのほうが気持ちがいい。
子どもたちには、お菓子をあげるほうが
気持ちがいい。
チップを渡す。
求められていることをする。
そう考えると、だいぶ楽になった。
人によっていろんな考えがあるだろうが、
私はここで、
自分の文脈での生活をすることが、
我々の責任でもある気がした。