オーストラリアは、人類の最適解をもっているのでは!?(オーストラリア5/5)

オーストラリアは、人類の最適解をもっているのでは!?(オーストラリア5/5)

いろいろ考えると、
ここはラッキーカントリーだ。

あったかいし、おおらかでいられる、自由でいられる。
技術も最先端。

しかし・・・幸せでゆるめな環境が、
労働意欲を削ぐのではないかと気になったり・・・。
最近、のびざかりだった経済成長が止まったと聞くし、
今後、どうなっていくのか。

しかしここには、それを凌ぐほどの
楽しさや、心地よさがある。
生きていくうえで、それに勝るものなんて無いと思う。
北風と太陽じゃないけど、その圧倒的強さたるや、すごい。


こんな幸福国なら人はどんどん増えるだろうし、 
優秀な人も来る。誰もほおっておかない。
それだけでも経済は上向きになるのではないか。





人類にとって、一番大切なこととは


オーストラリア暮らしがまもなく30年になる
チバさんがいったことがとても印象に残ってる。

最新の設備とか、ハイテクのものって、
 ほんとに必要なんですかね?
 わたしはこの地に、
 ユニクロと無印がきただけで大満足です」と笑。


たしかに・・・。
我々は、技術向上や便利さに傾倒していくあまり、
自分の時間や、幸福を削っていったのではないか。

そして、いま、最も大切な自然環境も。

しかし、誰もがそこまで傾倒する必要はないし、
無理せずに、自分らしく生きること、楽しむこと。
そうすれば、他はほどほどの満足で、事足りる。

それが、実は、自然環境もひっくるめて、
人類の全てのものにとって、
一番いい状態ができあがるんじゃないか。


自分らしく、無理しないことが、
人類の最適解を生むんじゃないか。

なぜだかわからないけど、
答えを探すなかで、そう思ってしまった。



みんな、もう、
競争をやめてもいいんじゃないのか。
それが、人類全てを、
いちばんいい、気持ちのいい状態に
するんじゃないかと。。



なんか、神様は、そういうふうに
世界をつくってくれてるんじゃないかと・・・。


まあでも、しかし・・・。
このシドニーの居心地の良さの裏には、
勤勉に働いた人たちの結晶があるわけだし、
それを否定するのは間違っているけど。


あ、違うか、そうか。
その時代は、それで正しかったってことか。
これはこれで、その人たちに感謝をすればいい。   


時代が変われば、求められるものは変わる。
いまはいまで、必要なことがある。

ただそれだけ。


日本もそうだったように。
勤勉な過去が、
今の日本人への称賛をつくってくれたように。


オーストラリアの人たちの、
自分を一番大事にする心地いい生活を見ていて、
そんなことを思った。

(オーストラリア1へ) 


 

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