「道徳心」は日本人以上!?(ウガンダ4/8)

「道徳心」は日本人以上!?(ウガンダ4/8)


ウガンダの教育を知るため、
「あしなが育英会」の学校を訪問してきた。 
親のない子供たちのための学校。

あしなが育英会
https://www.ashinaga.org/

ここは日本の組織の拡大版。
日本が世界の子供たちにこのような機会を提供していることは
素晴らしいし、誇らしく思う。


しかし、ここでも、
ここに住んでた人たちにも、
途上国の教育の難しい現状をたくさん聞く。



そもそも、学校へ行くことの理解促進さえ難しいとか。
たとえ大学を出ても就職先が見つからない現状があるなかで、
何を言っても説得力に欠けそうだ。






驚き!道徳心は誰もが持ってる!?


これは、ウガンダの経営者の方々に聞いた話ですが。。


一番驚いたのは、
「道徳心は、日本人より持っているのでは」との話。
親ヘの礼儀とか、ちゃんとしてるよ、と。

私はてっきり、
途上国に多いスリや盗み、誘拐など無くすためには
それへの教育が必要だと思っていた。
しかし、それはあくまで自分たちが生きるための
苦肉の手段
なので、おさえるのは難しいのでは、と。

 

なるほど。。。
たしかに、私たちも道徳の授業があるが、
当たり前すぎて、なぜするのか、と思っていたよな。。。
それはこの国も同じということか。



道徳こそ、
家庭や地域で学ぶもの
なのかもしれない。


となると、
やはり問題の根本は社会経済全体にあり、
それがよくならない限り前進しないのか。

 

あたりまえだが、
何ごとも時間がかかる。一歩一歩だ、と感じた。


それ以外にも、教室や教科書、教師の不足。
教育レベルの低さなど、課題は山積み。。。


その中でも、かなり質の高い教育を提供する
あしなが育英会は素晴らしいし、
少しずつでも状況を変えていってほしいと感じた。



 

ウガンダ5へつづく。

 


 

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