パレスチナ自治区へ。
イスラエルの中に、2地区が存在。
ガザと、ヨルダン川西岸地区。
そのヨルダン側での教育活動支援者に案内いただく。
壁を越えると、さらに3つの地区に別れる。
治安維持と行政を、パレスチナ自治政府が管理する地区。
治安維持はイスラエル、行政はパレスチナ管理の地区。
治安維持と行政を、イスラエルが管理する地区。
はじめの地区に入る前の道路には、
「イスラエル人は入ると危険。自己責任で。」
の赤い看板が立つ。
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さて、教育はどうか。
見学したのは日本からの支援施設。
特に、美術や音楽、お遊戯など教える。
パレスチナでは、教科書をなぞり教えることが精一杯。
表現するような授業が圧倒的に足りず、
そこを強化したいとの依頼だ。
案内してくださった方は、
これまでも数カ国の途上国支援歴がある。
感覚値ではあるが、ここの教育庁はそのなかでも
しっかり意識をもって仕事されている、と。
途上国だと、賄賂や汚職がはびこるのが常だからだ。
やはり、自国への意識が強いからだろうか。。
この日は夏休み最後のお遊戯会、
保護者もたくさん来て大盛況。素晴しかった。
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教育は、その国を形づくる重要ポイントなので、
とても嬉しく感じたし、日本人として誇らしかった。
継続して欲しいし、今後の可能性を大きく感じた。
また、後から書くが、イスラエルの高い幸福度も、
実は教育が大きく影響していることもあり、
余計そう感じた。
数人の優秀なパレスチナ人スタッフと話したが、
課題は、途上国同様、職不足だと。
また、イスラエルとの支援の差の不満もあるが、
いつまで言っててもしょうがない、という現実的な考えも。
新世代が、世の中を変えてほしい。
そして、教育に先進国支援が入る地区と入らない地区の差が
とても大きいと。将来を大きく変えそう。
なんとか広く支援できないものか。
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そして、最も強く感じたこと。
アフリカでも思ったが、
途上地区で支援活動される人たちの尊さ。
日本と比べると、自由もきかず、
理不尽なことも多く、ストレスがたまるだろうに。。
ほんとうに心から尊敬するし、応援する。
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世界を周り、いろんなことがクリアになり、
考えが変わっていく。
あくまでも自分の考えなのだけれど、
少しでも、世の中の事実にフィットして、
真っ当なことや考えができていく感じが心地よい。
見に来てほんとうによかった。
さて、わたしに何ができるだろう。