イスラエルと対立するパレスチナ自治区へ(イスラエル3/6)

イスラエルと対立するパレスチナ自治区へ(イスラエル3/6)

パレスチナ自治区へ。

イスラエルの中に、2地区が存在。
ガザと、ヨルダン川西岸地区。

そのヨルダン側での教育活動支援者に案内いただく。

壁を越えると、さらに3つの地区に別れる。
治安維持と行政を、パレスチナ自治政府が管理する地区。
治安維持はイスラエル、行政はパレスチナ管理の地区。
治安維持と行政を、イスラエルが管理する地区。



はじめの地区に入る前の道路には、
「イスラエル人は入ると危険。自己責任で。」
の赤い看板が立つ。


さて、教育はどうか。
見学したのは日本からの支援施設。
特に、美術や音楽、お遊戯など教える。

パレスチナでは、教科書をなぞり教えることが精一杯。
表現するような授業が圧倒的に足りず、
そこを強化したいとの依頼
だ。

案内してくださった方は、
これまでも数カ国の途上国支援歴がある。
感覚値ではあるが、ここの教育庁はそのなかでも
しっかり意識をもって仕事されている
、と。

途上国だと、賄賂や汚職がはびこるのが常だからだ。

やはり、自国への意識が強いからだろうか。。



この日は夏休み最後のお遊戯会、
保護者もたくさん来て大盛況。素晴しかった。

教育は、その国を形づくる重要ポイントなので、
とても嬉しく感じたし、日本人として誇らしかった。
継続して欲しいし、今後の可能性を大きく感じた。


また、後から書くが、イスラエルの高い幸福度も、
実は教育が大きく影響していることもあり、
余計そう感じた。


数人の優秀なパレスチナ人スタッフと話したが、
課題は、途上国同様、職不足だと。

また、イスラエルとの支援の差の不満もあるが、
いつまで言っててもしょうがない、という現実的な考えも。

新世代が、世の中を変えてほしい。


そして、教育に先進国支援が入る地区と入らない地区の差が
とても大きいと。将来を大きく変えそう。
なんとか広く支援できないものか。


そして、最も強く感じたこと。


アフリカでも思ったが、
途上地区で支援活動される人たちの尊さ。
日本と比べると、自由もきかず、
理不尽なことも多く、ストレスがたまるだろうに。。
ほんとうに心から尊敬するし、応援する。


世界を周り、いろんなことがクリアになり、
考えが変わっていく。


あくまでも自分の考えなのだけれど、
少しでも、世の中の事実にフィットして、
真っ当なことや考えができていく感じが心地よい。


見に来てほんとうによかった。
さて、わたしに何ができるだろう。


イスラエル4へつづく。

#世界一周幸福国を巡る旅


 

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