超福祉国家スウェーデンのつくりかた(4/5)

超福祉国家スウェーデンのつくりかた(4/5)

スウェーデンの教育のゴールが素晴らしい!



もう一人のホストは、教育を研究中。

スウェーデンの教育のゴールは素晴らしく、
「誰しもに平等であること」。

リッチな人もお金のない人も、
同じ学校へ通えるようにすること。


我々のような民主主義国家は、
まずは小さい頃から学校でランク分けされる。
経済的な側面と、成績と。
もちろん親も有利に進めたいため、
どんどん差は開いていく。

それが当たり前だと思っている私からしたら、
この国は、まずは親からはじまるランク分けを
敢えて崩すようなシステムにすることは驚きでしかないし、

本気度を感じる。(というか、本気だからなんだけど。。)

誰しもが、なりたいものになれるように。

そこに競争はない。
連帯感や責任を育てる。


このクラスで学習する生徒たちに
「平等」の概念が生まれるのは、なんとなく想像ができる。

率先して平等を作り出すこの仕組み、
子どもたちの「教育」段階から埋め込まれていけば、
真の平等な社会に近づくはずだ。






スウェーデンとフィンランド



スウェーデンとフィンランドの教育の仕組みは似ているが、
このような改革はスウェーデンが先に着手したそう。

はじめは、フィンランドがスウェーデンの真似をしながら
いいところを伸ばしていき、今ではスウェーデンを
越えるのでは、と。

フィンランドは国が教育にとりわけ力を入れていることもあり、
先生たちは誇りをもち、全員の質が均一的に高い。


読書する子供も多く、これも大きく影響している。
ここで、スウェーデン教育への課題意識を持たれていた。


ただ、スウェーデンには世界的にハイランクの大学が複数ある。
ここの教育が、それらの結果を作り出しているというのは
やはりとても興味深いし、 研究すべきことだと思う。



>次に続く(5/5)


 

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