「誰もが好きや、得意なことができる社会」とは?(デンマーク3/3)

「誰もが好きや、得意なことができる社会」とは?(デンマーク3/3)


今回の旅では、
「誰もが好きや、得意なことができる社会」がベストだ、
という結論を導きたいと思っていた。


が、デンマークでは
さらにその根本にある概念を見つけることができたのだ。

それは、
「私が求める社会」イコール
「人権尊重の社会」ということ。


デンマークが究極求めているものはそれで、
私も、結果的に、それを求めているんだと思った。


デンマークならではの家でお話をきく。すばらしい環境!



手づくりアイスクリームとイチゴ。おいしかった!



デンマークの教育



ここの教育で重視されるのは、

・自分の意見を言えるようにすること
・自己肯定感を育てること


確かに、こんなに自由な社会なのだから、
自分の意見がいえないと、逆に何も進まなくて
危険だろう。大人でも誰でも、子どもに平等に接し、
ポジティブに評価をし、その感覚を子供に持たせていく。

そして、これらが子供に対する
「人権尊重」につながる、というわけだ。


また、上の2つを言い換えれば、
まさしく私が必要だと考えていた
「好きや得意を見つける」ことと
「それへのモチベーション管理」になる。


この話を聞き、ふんわりしていた感覚が、
シャープに、クリアに見えた気がした。

内装もすてき




素晴らしい自然


北欧諸国同様、社会人へのフォローも
もちろん進んでいる。

最近は、大人の学校「フォルケホイスコーレ」
も増えていて、仕事をやめても、学校に通い
新しいスキルを身に付け、新たな仕事につける。

大人になっても学び、次の仕事に生かす。
なんて有意義なんだろう。

色々調べてるけど、日本人も結構いるみたいだ。
特に、ここで社会福祉や教育を学ぶことは本当に
本当に有意義だと思う。私も学びたいくらい。


有名なマーメイド像




「好きなことで生きる社会=人権尊重」か。

自分のこだわるポイントの裏側が見えてきた。
ここまで定義できたら、なんだか自信がついてきた。


それを感じた、有意義な滞在だった。



>デンマーク 1/3 へ


 

Leave a Reply