「未来に希望がもてる」ことのすばらしさ。

「未来に希望がもてる」ことのすばらしさ。


先日、ありがたいことに、知人が送別会を開いてくれた。

さらに一人は気を利かせ、教育に精通してる方を紹介してくれた。
元校長先生で、地域の教育を動かしているような方だ。

私の世界一周の目的は「教育をリサーチする」というテーマのため、
知人から「教育」の情報や、関係者の紹介をもらったりするようになった。

しかし、元広告代理店であり、ベースお祭りマインドな私にとって、
堅いイメージの「教育」自体になかなか馴染めなく、違和感を感じていた。

この先、しっかり関わっていくことができるのだろうか、との不安もあった。

しかし、この元校長先生に出会い、それがガラリと変わった。



みんな、教育を変えなければと思っている


まずよかったのは、先生はもちろんのこと、
みんなが同じ想いを持っていたことだった。

教育改革派の人たちに割と共通しているのは、
「もっと生徒の自主性、個性をのばす授業にすべき」と考え、
欧米視察などに行かれたり、実践されていたり。
実際の現場はまだまだ追いついてないが、動いている人たちがいて、
皆がだいたい同じ方向に向いている。

どこかで一気に変われる瞬間が来るのでは、と。

さらに、教育現場にいない人たちも同様の危機感を持ち、
改革派の先生たちの意見と同意見。

向かうべき方向は定められていると感じる。



「教育」って、楽しいかも!


一番の衝撃だったのは、教育現場にも、この元校長先生のように、
ものすごいバイタリティで楽しそうに動かれている方がいたこと。
ここで一気に、自分が当初もっていた教育への堅いイメージがふっとんだ。

「もしかしたら、教育って楽しいかも!私でもやっていけるかも!」と。

そして、自分が希望する社会である
「誰もが好きなことで生きるられる世の中」に貢献できるかも!と。


さらに、最近聞いた、注目を集めているイタリアのレッジョエミリアの教育。

地域の売りである「アート」を題材として用いて、
生徒の自主性を伸ばす教育をしているそう。
将来、その地域を支えていく人として育てるためなんだとか。

とりわけ地域の仕事に携わってきた私は、すごくピンときた。
そして、おもしろいな、教育って自由なんじゃないか!?と思い、
すごくワクワクしてきた。

ウォルトディズニーは「教育はエンターテイメント」といったとか。
なんとなくその気持ちがわかる気がしてきたぞ笑。



教育に力を。


そもそも、国は「人」でなりたっている。
国の力をつけたければ、その根本の「人」を育てずして、何ができるだろう。

日本はOECD34ヵ国の中でも、教育への公的支出割合は最下位だそう
OECD34ヵ国中 最下位)。
教育を国家戦略くらいにしてもいいのではないか。
そうすれば、未来を担う子供たちをもっと大切にする、
子育てを大切にする意識が国民に出てくるのではないか。 



希望ある未来を描いてみる。はじめは難しいけど。


友人が、そもそも「未来に希望をもっている人っていないよね」と言った。

私は最近、そんなこと考えたこともなかったので、
「たしかに!」と、はっとした。でも、希望がもてたら、
毎日がもっと豊かになるのではないかと思った。
そもそも、そういった発想をもてるだけでも幸せなことだと思う。

想像できない未来はやって来ないから、
今から「希望ある未来」の具体的な姿を想像しよう。

今の私では、まだまだ未来を考えるだけで頭が重たくなるんだけど、
どんな未来がやってきてほしいか、
思い描きながら、これから進んでいこうと思う。



 

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