ドイツはシュタイナー教育の発祥地。
「それは見なきゃ!」と思ってきたつもりだったが、
実はそれは主流ではなく、むしろ少数派とのこと。
一番のメインは公立教育。
もちろん授業料は無料、これはヨーロッパ諸国と同じ。
ただ、これまで見てきた北欧の教育とは
大きく違うことがあった。
それは、小学校4年生から5年生に上がるとき
大きな進路わけがあること。
ギムナジムという大学進学コースか、それ以外のコースか。
それ以外のコースは、職人などマイスターを目指す。
ここで、ギムナジムに入れたいと考える親が多く、
子どもの勉強に必死になる親も多くなる。
![](http://doharayumi.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_4795-e1563982221448-1024x768.jpg)
私が訪問したミュンヘンは、特に教育が厳しい地区だそう。
私が感じた違いは、ここからきているのだろうか。
ちょっと張り詰めた空気感。。。
この進学形態を除けば、他はヨーロッパにならっている。
自分の意見を言うことが尊重される教育であること。
授業や職業は、自分が好きなこと、やりたいことを選べること。
学校の教育と職業は直結していて、効率的なこと。
完全に理想的だ。
また、親でいえば
仕事で休暇はたくさんとれるし、子どもとの時間を優先できる。
こちらも完全にうらやましいヨーロッパ型だ。
![](http://doharayumi.com/wp-content/uploads/2019/07/FC2752A5-E2DF-4B19-97C2-EAC55415D16E-1024x1024.jpg)
しかし、5年生での進路分けが加わると、
全体の意識が変わってくるのだろうか。。
確かに、この進路分けは
早すぎるのではという意見もあるようだが。。。
また、ドイツの他地区では制度が違ったりもするようで、
一概には言えないが。。。
しかし、なんといっても、
ドイツはヨーロッパを引っ張る経済大国である。
この教育が、ドイツ人の頭脳を作り上げているのは事実である。
やはり、これくらいの国になると
やはり張り合いも必要なのだろうか。
何が大切なんだっけ。。
よくわからなくなってきた。。。
(ドイツ3/5に続く)h