教育の最終ゴールは「仕事」
前回書いた通り、仕事と直結している教育。
教育の最終ゴールは、「就職」。
教育では、いかに仕事に必要なスキルや知識を身に付けられたかが
重要であって、学歴にはこだわらないし関係ない。
授業は「意見を言う」場所
社会に出たときに必要なスキルは、自分の意思表示。
自由に将来が決められるからこそ、その能力が必要不可欠。
だから、授業はカリキュラムを進めることよりも、
個人の意見を求めることを重視。グループワークも多く、
先生ははじめの10分だけ話をし、その後は生徒のグループ
ワーク、ということもよくあるそう。
また、大人は子供に対してあくまで一人の人間として向き合い、
対等に意見しあう。
年齢、性別、地位をとっぱらって話をする人権尊重の彼らの価値観、
そして、それをつくりあげた国の政策は、本当に素晴らしいと思う。
レベルの高い先生
授業は基本的には先生次第。
最終判断は先生や学校に委ねられるからこそ、先生がとても重要。
フィンランドでは先生は人気職業なので、レベルが高い。その先生が、
子供の教育のために、ああでもない、こうでもないと議論し、
トライ&エラーを繰り返しているというのだから、レベルが上がるわけだ。
なんともうらやましい環境。
環境や政治についても議論

環境や社会問題、政治についての議論も多い。
環境については、学校の授業でも頻繁に学ぶ。身近に多くの自然が
あり恩恵を感じているため、頭と体に沁みついていくのだろう。
また、環境のため、ベジタリアンになる子供たちも増えている。
「動物がかわいそうだから」と言うそうですが、給食ではベジタリアン
メニューもしっかり導入。国をあげて、早々に環境教育を導入していく
様子は本当に素晴らしい。
話がそれるが、北欧では、ペットボトル再利用のために回収費が
ボトルに表記されている。また、レジ袋は買うことが義務付けられている。
日本では足並みが揃わないことも、環境のために徹底して国が管理し、
実行する。それを教育に取り入れ、小さいころから教え込む。
効率的だし、なんとも模範的。

さらに、子供たちは政治の話もする。
選挙では、自分の票で国が変わる感覚を楽しんでいる様子。根本として、
国の政治を信頼しているのだが、その一票が自分の生活に影響するのだから、
真剣だろう。
子どものころから、社会に出るために必要なことを、効率よく学ぶ。
当たり前の話に聞こえるが、日本ではどうだろうか。
>フィンランド幸福度No.1の秘訣は!?(3/5へ続く)
it’s so good systems❣️Patiqulaly. They have purpose to learn something.
Yes, I agree with you!
People should have the purpose to learn something, especially to make our ideal future!