軍事をどう考えているの?(コスタリカ5/5)

軍事をどう考えているの?(コスタリカ5/5)


一番気になる、軍事への考え方。


この国の人に聞いてみるも、
ないことが当たり前になっていて、
あることが考えられないよう。

なかなか、掴みどころがない。

ただ、
ほんとうに大きな決断だと感じるし、
ここに至る背景がものすごく気になったので、
調べてみた。


「争いはよくない。平和が一番だ」と、
ポンと軍事廃止に切り替わったわけではない。

過去は周辺諸国と同じように争いの多い国。
それを乗り切るために
都度、いろんな作戦を練り、実行し、
試行錯誤しながら、結果論として
「非軍事が一番安全だ」
という結論に至ったのだ。

そして、ゆるぎない考えとして
今なお定着し続けている。
国民もその体制を崩すまいと思い、
非軍事を自らの意志で選んでいる形になる。




そこまでに行きつく過程も大変だった。
「軍事廃止」宣言後も、
もちろん攻撃は受ける。
そこを軍ではなく、警察でおさえたり。

「非軍事宣言」を盾にして、
他国に守ってもらったり。
アメリカなどの同盟国を巻き込んで、
大きな社会問題として訴え、解決にもちこんだり。


民主主義国家となると、やはり味方国もたくさんつく。
その圧力を利用したり。
武器を交えず、交渉手段で終わらせたり。

ときに、首相の妻たちのファーストレディ外交をしたり。。。


もちろん、いくつか戦いは起こってしまっているが、
最終的には、それを盾にし、
使いこなすことが、
効率的に国を守ることにつながったのだ。

もちろん、そのほうが国民ウケもいいし、
最終的に世界に対するイメージもいい。

また、近くに大国のアメリカがいて
味方になってくれたこともものすごく大きい。
また、小国だからこそできることでもある。



いまでも、
そのための外交に苦労していてるようだが、
この努力が生み出している結果だ。

また、国を発展させるうえで一番大事なのは
教育や医療、福祉。
ここにお金を回さなくてはいけないが、
途上国なのでお金がない。
そこで、軍事をカットするのがベストな選択だった
という背景もあったようだ。


が、結果として、
一番必要な部分にもお金が行き渡り、
うまくいっている。

国にとって、
大事なことは何なのだろうかと
考えさせられる。


北欧など、幸福度の高い国の特徴。
個人的解釈ではあるが、
最終的に「人権を尊重した結果」
だと思っている。


その発想からすると、
この国の政策も同様であり、
真っ当であると思う。


軍事廃止、環境保護、教育推進。
まだまだ成長途中感も感じるが、
今後の動向にすごく注目したい。 

また、北欧諸国とのもう一つの大きな共通点は、
国は何かしらの苦労を抱えていて、
それを乗り越えるために、
常にまじめに努力していること。


教育や努力は裏切らないと
信じているからこそ、
余計、今後を期待したい。


急速な発展を感じるこの国は、
驚くべきことが多いし、
おもしろい現象がたくさんだ。


あらためて、世界は広いと感じる。


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#世界一周幸福国を巡る旅


 

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