家族の絆の強い国(コスタリカ3/5)

家族の絆の強い国(コスタリカ3/5)

この国で一番驚いたこと。

それは、
家族や人との繋がりが極めて深いこと。


学校へ行って感じたのは、
とにかく家族の仲がいい。
そこらじゅうでハグするわ、キスするわ☺︎

また、若者は成人しても家を出ないのが一般的。
家を出る必要性がないし、
家族とは離れたくないから。

また、休みの日にすることは、
だいたい家族、親戚集まりだそうで。

日本では考えられない。


人との深いつながりは、
幸福を感じるための極めて大きな要素。

一般的にみると、途上国に多い強み。
先進国では徐々に薄れていく傾向にある。

先進国の顔をもつこの国が、
それさえもしっかり持っていることは、
ある意味、最強なんじゃないか、
と感じた。

急速に発展した途上国だから、
そのよさも残っているのだろうか。

ホストファミリーと。


そして、もう一つ感じたのは、
幸福を感じやすい環境にあるということ。


まわりの国は、未だ争いの多い途上国。
常にそんな危機的状況を見ているからこそ、
この国のよさが痛いほどわかるだろうし、
平和国家民としてばかげた行動はとらず、
優等生になるのではないか。


それゆえか、実際に周辺国家の人たちからは
「コスタリカ人はおたかくとまっている」とも
いわれるそう笑。



また、ここの国民性を表す言葉、
「ブラピダ」
いいんじゃない?とりあえずオッケー、
まあいいじゃん、ケセラセラ、のように
全てをポジティブにとらえる言葉。


ここの環境だからこそ
生まれた言葉なのではないだろうか。


国連調査の幸福度ランキング。
よくみると、コスタリカがやけに高い数値がある。
他国と比較すると、これが順位をぐんと押し上げていて

12位となっている(グラフ一番右端の項目)

この項目、ずっと調べたり他人に聞いてるけど
なかなかはっきりとはわからない。。。
推測だが、「今の生活に満足しているか」
のような数値なのでは、と。
他をよく知るからこそ、今をありがたく感じている。

ちなみにこの数値、
日本やシンガポールは極めて小さく、
ランキング順位を押し下げている。
つまり、いまに満足できていない=高望みの
国民なのでは、と推測している。


幸せを感じる要素は
いろんなところにある。


コスタリカ4へつづく。


 

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