トロントで子育て情報発信するクボさんのお話(カナダ2/8)

トロントで子育て情報発信するクボさんのお話(カナダ2/8)

トロントでの子育てを
イキヌキリョクというサイトで発信されるクボさんとお話。
  


カナダと日本との違い

■教育。
個性やいいところを伸ばす。
自分で考えさせる。
意見を言わせる。
プレゼンや説得など、アウトプット力を育てる。
高校まで無料。
公立がほとんどで、その場合は受験はなく、
内申点や毎日の行動などで評価。
大学ヒエラルキーは一部の上位層だけで、
将来何をするかで進路を決める。


■生活。
子供や家族が中心。
子供の風邪や調子が悪いと、会社ではそちらを優先するよういわれる。
3時に子供のお迎えも普通。
地下鉄でのベビーカーも普通。


■働き方。
とにかく効率的。
偉い人はしっかり仕事してる。
朝早く起きたときや、子供寝させたらパソコンたたくとか。
フラットに意見が言える。
みんなプロフェッショナルだから、
年功序列という発想はなく実力主義。

■経済。
成長中で、移民の受け入れが盛ん。
人口3500万人と少ないため、「移民を力に」と宣言する政府。
(→手こずる欧州やアメリカに比べると成功してる。すごい。)
子供を大切にする。
ダイバーシティに寛容。
移民、ジェンダーはもちろん、LGBTも。
それを誇りにしている。
ジェンダー対策はすごく進む。
女性が働くのが当たり前、保育施設充実。
女性の企業や行政のトップも多い。
教育機関では、いかに女性が前に立つかがすでに焦点になってる。
ジェンダー問題といったら、「は?何のこと?」といわれるくらい。
 

■ 政治。
40代半ばのイケメン党首。
国会議員には女性、移民などがしっかりいて、
ダイバーシティに備えている。


■クボさんが思う、トロントのいいところ。
自分が求める生活ができる。
周りに気を使う必要がない。
リラックスできている。
常識で生きられる。
 



なんだか、いいとこばかりになってしまったが、
カナダ、さすが幸福度9位の国。
思った以上に進んでいるし、隣の米国とはだいぶ違う。
とくに、女性、子供、移民などのダイバーシティ対策が
飛び抜けている。とても気持ちがいい国だ。

トロントでの生活を満喫されるクボさん。
極意をどんどん日本に発信してほしい。


しかし、カナダにはまだまだたくさんの側面がある。
ここは最も先進的なトロントだが、首都のオタワ、
フランス語がメインの多いモントリオール、バンクーバーでは
全く色合いが違う。
もっと深堀していきますー。

 

トロントは一番先進的な街でした

(カナダ3へ)


 

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