日本人とカナダ人、両方の気持ちがわかるマークさんの話(カナダ1/8)

日本人とカナダ人、両方の気持ちがわかるマークさんの話(カナダ1/8)

お会いしたのは、エアカナダで働くマークさん🍁
 

生まれと育ちはカナダ。
ご両親は日本人で、カナダで日本料亭を経営。
バイリンガルで、日本とカナダの両方の心がわかるからおもしろい。

文化の違い


カナダと日本の大きな違いは、
個々の違った意見を尊重するか、正解を一つとするか。  

例えば、日本人は人前で意見がいえない。
大勢のセミナーなど、日本人はまず手が挙がらなくて、
最後に個人的に質問にくる。
 

カナダや他国は幼少期から異人種に囲まれるため、
人とは意見が違うのが当たり前。

逆に、それを伝えないと置いていかれるから
必ずその場で発言をする。 
一人ひとりを気にしない先生もいるから、
うかうかしてられない厳しさがある。

日本はほとんど同人種だから、だいたいみんな同意見。
結果、先生が言うことが正解になる。
だから、考えなくなる。

生きる環境の違いが、習慣をつくっている。
 



教育制度の違い


教育制度をみると、日本は、
全員が「学力の高い大学」という一つのゴールを目指し、
足並みを揃える。

カナダは、それぞれが目指す将来から逆算し、
それぞれのゴールを、それぞれのやり方とペースで目指す。
もちろん競争はあり、高校までは学力と生活の全体評価だし、
大学卒業も難しく落第生は多い。

カナダにおいて「まだ若いから」という言葉は、
否定的にとらえられる。
はやく自立すべき、と考えられている。

日本にもカナダにも厳しさはあるが、
努力する内容やゴールは全く違っている。
カナダは、より社会生活に必要な力を
学生時代に蓄積してる感じ。
 

かたや日本は、世界から見て学力が高いのも事実だが、
それは努力して勉強した部分の学力だから当然。

これまではよかったが、
これからの創造性が必要とされる社会においては
その「前ならえ」の教育は通用しないだろう。

   
ちなみにマークさん、3年間は来日し
京都で料亭を勉強。その際、日本の思考回路に浸かる。
そこで、日本人特有の「人がどう思うか」を考える癖が
できてしまい、カナダに戻った時もしばらく変えられず、
通常の思考回路に戻すまで2年程かかったとか。
非常に生きづらかったそう。。。笑。
  


  

フレキシビリティ、チャレンジ精神のある文化

また、それに影響されるのが、
フレキシビリティ。チャレンジ精神。効率。

日本人は正解を考えるため、
新しいことに躊躇する。失敗を恐れる。

かたやカナダ人はどんどん試し、
その場で変更しながら進む。常に考える。

 

とくにおもしろかった比較が、中国人。
カナダへの移民が劇的に増えているが、
どんなことにでも大きくチャレンジ、投資額も半端ない。
だからこそ、何とかして成功にもっていく。

それを繰り返せばビジネスは伸びるだろうし、
他社からしても、投資をしてくれる会社との仕事はおもしろい。
失敗もあるが、学べばさらに成長する。

 

また、その投資は半端なくて、
中国人の親が大学生の子供のためにホテルを一つ買って
オーナー経験させる
、とかもあるそう。
日本の観光地でも同じことが起こっていて、
中国人が日本に店をつくり、日本人が利益を逃すこともありがち。

日本は決定が遅いし
躊躇もするし、あきらめはやいし、結局はやらない。

中国や他国についていけない。


また、上司も部下も、だいたいフラットに
ものを言い合えるそう。
「意見と感情は別」と考える文化だから。 

これも考え方の違いだし、効率につながる。
 

まとめると・・・

で、まとめると。。。
日本は今まではよかったが、今後、社会が変化し、
競争や創造性が最も必要となる社会ではどうなるの!?
海外のほとんどは多民族国家。
日本がのらりくらりしている最中、カナダも中国も、
どの国家も、熾烈な競争をしている。


日本人は、まずはそれを知ることだし、
ひとつひとつ、できることから変えていくこと。
一足飛びではできないけど、
日本の素晴らしい国民性を守りながら進めれば、
ちょうどいい、素晴らしい国家ができていくんじゃないか。


しかし、マークさんのように、
両方の国の気持ちのわかる人の存在はとても貴重。
今後、日本のために大いに貢献してくれるに違いない。
感謝!

(カナダ2へ)


 

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